株式会社task様の名刺を作成させていただきました。
名刺制作のポイント
task様の名刺は、代表の穐山様より「とにかくスタイリッシュに」というご要望をいただき、シンプルかつスタイリッシュなデザインを意識し作成させて頂きました。
お名前と会社名の文字サイズは大きく、それ以外は小さく。文字サイズに差をつけることで、すっきり見えるデザインに仕上げました。また、クラフト紙の使用をご希望されていたため、フォントカラーを白にすることで、スタイリッシュさを演出しています。
ドットワンではお客様のご要望をお聞きし、紙質などにもこだわった名刺をお作りします。名刺の他にもポスターや会社案内、封筒・クリアファイル等の印刷物のデザイン・制作も行っておりますので、なにか販促物を創ろうとお考えの方は、ぜひお声がけください。
制作過程の裏話
ホワイトカラーの落とし穴
上でも述べたように、今回はクラフト紙にホワイトカラーの文字を載せたデザインにしましょう、ということに決まりました。クラフト紙の色が濃いめの色だったため、真っ白な文字だと馴染みが悪いと判断し、ほんの少しグレーを混ぜた白のフォントカラーでデザインさせていただきました。
代表の穐山様にもデザインを見ていただき無事OKをいただき、印刷会社に入稿。「あとはお客様の元に届くのを待つのみ。」と思っていました。
——数日後——
弊社の社長の元にtask様から名刺の写真と共に連絡が。
task様「これはあぶり出しか?スクラッチ?」
ホワイトカラーの文字のはずが、極薄のグレーで刷られている…!!!クラフト紙の上に薄いグレーの文字なんて読めるはずもなく、思わず10円玉で削りたくなる塩梅に仕上がっていました。
なぜホワイトカラーが綺麗に印刷されなかったのか?慌てて原因を調べる中で、重大なことが私の頭から抜けていたことに気づきました。白色は基本の印刷方法では印刷することができず、特殊なインクを使ってしか印刷できないのです。PC上のデータでは表現されても、一般的な印刷用のインクを使っては表現できない。これが原因でした。
印刷の世界は奥深い
今回はその後白色インクを使って印刷をしてくれる印刷会社を探し、無事納品をすることができました。データで見た通りのものを刷るということは、簡単なようで様々な技術が使われている、印刷の世界は奥深いと思わされる一件となりました。同時に、お客様からお任せしていただくからには、プロとして印刷の世界もきちんと知っていかなければと痛感しました。
今回代表の穐山様には色々とご協力いただき、本当にありがとうございました。デザインにもこだわりを持っていらっしゃったので、ホワイトフォントも含め、気に入っていただけていると幸いです。
お客様情報
株式会社task
【本社】
〒225-0011
横浜市青葉区あざみ野1丁目32番7号
電話 045-508-9583
【都筑ヤード】
〒224-0026
横浜市都筑区南山田町3994番
電話 045-620-8498
クレジット
- 名刺制作:ドットワン合同会社
- ディレクション:木村太一
- デザイン:横山春菜